内視鏡検査
きつくない内視鏡検査

当院では、患者さん思いのきつくない(苦痛のない)内視鏡検査に努めています。
上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)、下部消化管内視鏡検査(大腸内視鏡検査)を行っています。当院で検査を受けて頂く患者さんの“きつい思い”を少しでも和らげる様に努めています。
5.4mm極細径スコープを使用しています。

胃カメラは極細径スコープであるオリンパスの新型GIF-1200Nを用いています。
従来品から比べて約60%、5.4mmと極細径ながら、画質のクオリティが非常に高い内視鏡検査が可能です。
極細径であることから口からの挿入でも患者さん方のきつさを軽減できています。(福岡市内において新型GIF-1200Nの導入を行っている所は10件程度です(2020年9月末時点))
鎮静剤、鎮痛剤を使用しています。
緊張ときつさを和らげるために鎮静剤を用いています。
「眠っている間に検査を行って欲しい」と希望される患者さんには鎮静剤を使用して検査を行っています。ご希望の患者さんはお伝えください。
検査後はベッドで休んで頂きしっかりと目が覚めた後に検査結果をご説明します。(安全のために鎮静剤使用後の自動車や自転車の運転はできませんのでご注意ください)
大腸内視鏡検査を受けている際に痛みを感じる患者さんには鎮痛剤の使用も行っています。
炭酸ガスを用いています。
内視鏡検査では胃や腸に空気を入れて観察しますが、空気を入れるとお腹が張ってきつい思いをすることがあります。
そこで当院では空気を入れる際には粘膜から吸収されやすい炭酸ガスを用いています。炭酸ガスが腸管内で速やかに吸収されることから検査後のお腹の張りがほとんど見られず、きつさが軽減されます。
十分な感染症対策

当院では日本消化器内視鏡学会のガイドラインに従って感染症対策を行っています。
安心、安全な内視鏡検査を行うためにスタッフは個人用防護具(personal protective equipment: PPE)を身に着けて検査を行っています。
また、検査室には空気清浄機と新型コロナウイルスの不活化が確認されています深紫外線LED装置Aeropure(エアロピュア)の設置と、定期的に内視鏡室のオゾン燻蒸を行い除菌および新型コロナウイルス対策も行っていますので安心して検査を受けてください。